うなぎ

まだ読み始めですがガッテンボタンを押したところを少し
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・・・・・・・・・・東京で生まれ育った私にとって、鰻は今日言うところの「ソウルフード」だからなのであろうが、で鮨や蕎麦はどうかというと、さほど記憶に残るエピソードはないように思える。私の中では鮨も蕎麦も江戸前の「カントリーフード」にはちがいないのだが、「ソウルフード」と言うには役者がたりぬ。
鰻は格別なのである。ちょいとつまんだり、たぐったりする食い物ではない。見栄を張って高い金を払い、なおかつ意地で長い時間を待たねばならぬ。実に入魂の食い物と言えよう。
そして、鰻の蒲焼は私たち日本人が等しく信奉する米の飯と、まこと相性がよろしい。鰻重を味わうとき、これこそ二千年にわたる食文化の結論であるとさえ思う。・・・・・・・・・・
まさしく見栄と入魂のソウルフードガッテンなのです。
見栄集へんげ




柳川 一色 大府(元蓬莱軒職人) 浜松
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