副振動

夜のニュースで副振動で家が浸水したとか、ぇ~え副振動?テナワケデ・・・・。

引用
日々くり返す満潮・干潮の潮位変化を主振動としてそれ以外の潮位の振動に対して名づけられたものであり、湾・海峡や港湾など陸や堤防に囲まれた海域等で観測される、周期数分から数10 分程度の海面の昇降現象をいう。
主な発生原因は、台風、低気圧等の気象じょう乱に起因する海洋のじょう乱や津波などが長波となって沿岸域に伝わり、湾内等に入ることにより引き起こされる強制振動である。強制振動の周期が湾等の固有周期に近いものであれば、共鳴を起こして潮位の変化が著しく大きくなる場合がある。  
   引用終わり

天気予報は明日の昼頃まで高潮注意報がでています。

引用
副振動は、湾や海峡などで発生する水面の振動現象をいいます。 周期は数分から数十分程度、振幅は数センチから数十センチで、急激に潮位の変動が起こることもあります。長崎で起こる「アビキ」と呼ばれる現象は副振動の顕著な例です。 以下に昭和54年3月に起きた「アビキ」について説明します。(「海と安全」'98-9 今井正直から)
長崎湾では、春先を中心に、多くは穏やかな晴天時に、数10分の周期を持つ顕著な海面の振動が発生します。 これは、長崎湾の副振動(満潮と干潮による大きな海面の振動を主振動と考え、これに対して周期が数10分程度の港湾の固有振動を副振動と呼びます)で、アビキと呼ばれ、この土地では古くから知られています。 アビキという名称は、湾内での漁において網が流されること=「網引き」が語源であると言われています。
この副振動は奥まった内湾なら大なり小なりどこにでも発生していて、特に珍しいわけではありませんが、長崎湾の副振動は他の湾に比べて振幅が非常に大きく、しばしば被害を出します。
副振動は、通常、風、気圧の急変、津波、高潮等を原因として海洋に発生する長波により誘起されますが、長崎湾の副振動は、台風の通過の様な激しい気象擾乱の時にはあまり発達せず、 春先の晴天時に通過する気圧の微少変動によって励起されることが多いのが特徴です。また長崎湾では、港湾の固有周期と外海から入ってくる長波の周期が近く、共鳴し易いため、副振動の振幅が大きくなります。
アビキ時には、係船した船の流出、沿岸施設の破損、荷役への影響、大潮期の満潮時ならば低地への浸水、干潮時ならば小型船の座礁等の被害が発生します。
ここでは観測史上最大のアビキが起こったときの長崎湾における被害を紹介します。図1は、1979年3月31日の長崎検潮所(松ヶ枝岸壁)における潮位記録です。 このアビキの長崎検潮所における最大全振幅(潮位変動の山から谷)は278㎝に達しました。湾奥では470㎝に達していたと推定されています。この時、アビキにより係留ロープが切断され船5隻が漂流し、内一隻が稲佐橋に激突し大破しました。 また、三菱重工長崎造船所の第2ドックでは、修繕船入渠のために注水してドックの内と外の水位差がほとんどなくなっていた時にこのアビキが起こり、急激にドックの外の水位が下がり、ドック内の水圧に耐えきれなくなったドックのゲートが転倒しました。 このドックに入渠する予定であった修繕船はこのために港内のブイに係留することになりましたが、アビキに伴う湾内の激しい流れのために繰船・係留に大変苦労したということです。
       引用終わり

IMGP2799-s.jpg
スポンサーサイト



今昔田舎亭
Posted by今昔田舎亭

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply